言語明瞭意味不明な小池百合子
その昔、今は亡き竹下登元首相が「言語明瞭・意味不明」と言われる答弁で物議を醸した事を覚えているだろうか。
揚げ足を撮られないよう、のらりくらりと分けの分からない答弁を繰り返していた竹下元首相だが、小池百合子は更に上を行く強者だった。
下記に記者とやり取りした答弁を記載したので見て欲しい。
【記者の質問】
豊洲の移転問題について知事が公表した豊洲と築地の双方に市場機能を残す方針について、財源や運営費など検討した記録が都に残ってないというのが毎日新聞の情報公開請求でも明らかになりまして、最終判断が知事と顧問団による密室でなされて、そういう情報公開という知事の方針に逆行するんじゃないかという指摘もあるんですけれども、知事のご証見をお願い致します。
【小池百合子の回答】
情報というか文書が不存在であると、それはAIだからです。
(AIだからですといった直後にニヤリとする小池百合子都知事)
私があちこち、それぞれ外部の顧問から、それからこれまでの市場のあり方戦略本部、専門家会議、いろいろと考え方を聞いてまいりました。
いくら金目がかかるかということについては、関係局長が集まった会議で、既にA案、B案、C案、D案と各種の数字が出てきております。
よって、試算については既に公表されているものがあります。
最後の決めはどうかというと人工知能です。
人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。
回想録に残すことはできるかと思っておりますが、その最後の決定ということについては文章としては残しておりません。
政策判断という、一言で言えばそういうことでございます。
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のり弁公開どころか密室の独断政治
東京都知事は総理大臣とは比べ物にならないほどの権力と権限を持ち合わせている。
それ故に都知事選挙では前任の舛添都知事の体制を批判し、「のり弁」、つまり黒塗りばかりの資料を都民にも分かるよう都政の透明化・情報公開を公約の一つに掲げたはずだった。
しかし蓋を開けてみれば議会の承認もなしに築地に食のテーマパークを作るなどと発表した小池百合子はのり弁どころの話ではない独裁政治家だ。
不誠実極まりない。
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石原慎太郎が都知事時代に東京ガス用地買収交渉した議事録が残ってない事を批判していたのは小池百合子自身ではないか。
メディア記者も今回のAI発言に対するツッコミしないのはなぜだ?
2017年8月10日には豊洲市場への移転準備のため70億円以上もの追加補正予算を発表。
- 専門家会議の提言に基づく追加対策工事 30億円(債務負担行為 11億円)
- 開場に向けた移転準備に必要な経費 25億円
- 豊洲市場の使い勝手の向上に係る経費 0.1億円(債務負担行為 7億円)
- 築地の再開発に向けた検討 0.2億円
移転の遅れによる追加予算、そして豊洲市場の安全対策のためとはいえ、飲むことのない地下水のために多大なる追加予算を投入した選挙政治家・小池百合子の罪は大きい。
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過去にも失言?
病み上がりの人をただ連れてくればいいというものではないんです。
『病み上がりの人をただ連れてくればいいというものではないんです』
東京都知事選挙の演説で小池百合子が発した一言。
ライバルの鳥越俊太郎についての発言だったのだが、これに鳥越が激怒!
小池:『言ってないですね。記憶に無いですね。』
鳥越:『がんサバイバーに対する大変な差別ですよ!偏見ですよ!』
小池:『もし言っていたなら失礼なことを申し上げて恐縮だと思います』
大した失言ではなかったものの、小池側に少しでもダメージを与えることができた発言だったのだが、怒りのあまり我を忘れ激怒した鳥越のみっともない姿が生放送で全国放送され逆効果になった。
悪運が強いというのはまさにこの事という一例でもあった。
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