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なぜカタカナ言葉を多用するのか
これは小池百合子に聞いてみないと本当の理由は分かりませんが、英語やフランス語などカタカナになった外来語だとなぜかあたかもキレイで美しい言葉のように錯覚する傾向にあります。
例えばマンションの名前でもメゾン◯◯だとか、レジデンス◯◯だとか、日本人は何かにつけてカタカナ表記を使いたがります。
これがもし◯◯荘とか、○○庵だと田舎臭くてオシャレじゃないですよね。
たとえボロボロの木造長屋でも
『どこのアパートに住んでるの?』
と聞かれた時
『◯◯荘です』と答えるより、『コーポ◯◯です』と答えたほうが恥ずかしくないですよね。
また、日本語表記を使うと卑猥だったり攻撃的な言葉も、外来語だとオブラートに包まれ優し感じになります。
例えば
- 便所 → トイレ
- 家庭内暴力 → ドメスティック・バイオレンス(DV)
- 強姦 → レイプ
また、学者や教授などはわざと新しい造語やカタカナ言葉を使っていかにも自分は
『頭がいいんだぞ』
『あなたは知らないでしょ』
という感じを相手に植え付け、自分はあなたより上ですよといいたいんです。
学者や教授が書く論文は年に一回も新聞に出ないような難しい単語を多用して権威を維持しようとする傾向にあります。
小池百合子が使ったカタカナ言葉で一躍有名になったのは『クールビズ』というキャッチフレーズではないでしょうか。
涼しいの意味のCoolと、Businessのビズをかけあわせた造語でした。
蒸し暑い日本の夏の環境対策としてネクタイを外したり、半袖シャツなど軽装を奨励した政策だったのですが、ここぞとばかりに衣料業界やテレビニュースに新聞メディアまで、ビジネスのために飛びついた言葉でもありました。
カタカナにするだけで曖昧なんだけど聞き心地がよい。
そんな日本人の文化や特徴を熟知し横文字を多用する小池百合子ですが、政策では意味が分からなかったり曖昧だったりするので気をつけて聞く必要があります。
またリスペクト(尊敬)など、カタカナにすると本来日本語の持つ重みや重要性が失われ、古来よりある美しい日本語文化がなくなってしまう恐れもあります。
間違っても公式の場や本当に尊敬している方に
『私はあなたをリスペクトしています』
とはいわないですよね。
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小池百合子のカタカナ用語まとめ
セーフシティー
セーフもシティーも日本語になってしまっているのでこれは分かりやすいですよね。
安全都市という意味です。
具体的には東京都の建築物等の耐震化・不燃化、無電柱化、災害対応力の強化、消防団・町会の機能向上、豪雨・土砂災害対策、都市インフラの安全性向上、テロ・治安対策、商店街振興、多摩・島しょの振興などを意味します。
ダイバーシティー
英語のDiversityから引用されたカタカナ言葉で、日本語に直訳すると多様性という意味です。
- 子供・子育て支援
- 高齢者支援
- 医療・健康
- 障害者支援
- 若者・女性・高齢者等の活躍
- ライフ・ワーク・バランス
- ユニバーサルデザインのまちづくり
- 動物愛護、教育、スポーツ
など女性も、男性も、子供も、シニアも、障害者もいきいき生活できる、活躍できる都市・東京づくりを目指した政策です。
ここにもわけの分からないユニバーサルデザインというカタカナ言葉が使用されていますね(笑)
これは年齢、性別、障害者などなど、差別のないすべての人々が利用可能な施設や商品のデザインという意味になります。
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スマートシティー
スマートとは英語で活発な、きびきびした、頭のよい、賢明な、という意味になります。
小池百合子は【世界に開かれた、環境先進・国際金融都市・東京】として
- LED照明の導入
- 省エネルギー・再生可能エネルギー
- ヒートアイランド対策
- 水・大気環境の改善
- 緑の創出・保全、国際金融
- ビジネス環境整備
- 成長分野
- 中小企業振興
- 農林水産業振興
- 交通・物流
- 都市再生
- 景観形成
- 観光
- 多言語対応
- 芸術文化
などなど、様々な分野を活性化することにより、さらなる良い街づくりを目指した政策を発表しています。
地下水モニタリング
モニタリングは英語で監視という意味になります。
つまり地下水の汚染物質に関する監視対策になるのですが、監視というとあまりイメージが良くないので地下水モニタリングと言っているわけです。
人間監視というよりヒューマンモニタリングというと優しい感じになるのと同じことです(笑)
ソーシャルファーム
英語で表記するとSocial Firm。
障がいのある人や労働市場で不利な立場にある人々の就労の問題に取り組むユニークなビジネスモデルを指します。
引用:http://www.cuvel.co.jp/
間違って農場のファーム(Farm)と勘違いする人がいるのですが、正しいスペルはFirmになります。
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ワイズスペンディング
英語にするとWise Spending。
日本語に直訳すると賢い支出という意味になります。
イギリスの有名な経済学者の言葉なのですが、
不況対策として財政支出を行う際は、将来的に利益・利便性を生み出すことが見込まれる事業・分野に対して選択的に行うことが望ましい、という意味で用いられる
引用:https://dictionary.goo.ne.jp
政治家が景気を良くするためしっかり勉強し、国民の税金を正しい方向に使用していたら生まれなかった言葉ですね(笑)
ワイズスペンディングを多用するということは、皮肉にも政治家がちゃんとした仕事をしていないことを伝えているということでもあります。
イクボス宣言
「部下や同僚等の育児や介護・ワークライフバランス等に配慮・理解のある上司」のことです。イクボス宣言は、NPO法人ファザーリングジャパンが行っているもので、イクボスとしての宣言を対外的に行うものです。
引用:http://www.mhlw.go.jp/ikubosu/
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一言で言えば【働きやすい環境】ということになるのですが、ここでもまたカタカナ用語でキャッチフレーズを作り国民の意識を引きつけようとしたけど逆にわかりづらくて失敗した例です。
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サスティナブル
これも英語のsustainableから引用されたカタカナ言葉。
持続可能であるさま。特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発などについていう。「サステイナブルな社会作り」
引用:https://dictionary.goo.ne.jp
2020年東京オリンピックに関する記者からの質問で小池百合子は
「オリンピックがいかにサステイナブルであるべきかを追求した。金額で言うなら2000億円削ったという方もおられますが、そこから更に削っている。その分を見過ごしておられたということでは」
という使い方をしていましたが、こういう場合はサスティナブルという言葉は一般的でないので日本語を使用したほうが説得力があったと思います。
カタカナ用語は使い方によってはプラスに働く一方、知らない人にとっては全く意味が分からないというマイナスの面があります。
新しい外来語の引用やカタカナ、及び造語が増えるたびに語彙も増え、本当の意味を理解するのに日本語や英語、または引用された国の言葉を勉強しなければならないという弊害が発生し、国民の国語力が低下する原因にもなります。
そういえばマニフェストという言葉が一時期はやりましたがいつの間にか消えてしまいましたね。
「政権公約」といえば分かりやすくてよかったのですが、なんだよくかわからない言葉を利用し、本当は約束したくなかったのではないでしょうか(笑)。
結局マニフェストは一般的でなく言葉にも重みがなかったので自然消滅してしまいました。
日本には漢字という、造語でも上手く組み合わせると一言で誰にでも分かる素晴らしい文字を使用する文化があります。
チャイナより伝来し、私達祖先が大切にしてきた文化をもっと大切にするべきではないでしょうか。
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