輝照塾(きしょうじゅく)とは?
輝照塾(きしょうじゅく)とは若狭勝(わかさまさる)衆議院議員が代表を務める日本ファーストの会が設立した政経塾。
輝照塾の名前は中国のことわざ『一燈照隅・萬燈遍照(いっとうしょうぐうぎょう、ばんとうへんじょう)』に由来し、若狭勝議員の話によると始めは一隅を照らすような小さな明かりでもそれが百、万となれば明るくなるという意味だと記者会見で発表。
つまり政治のプロによる職業的に行われていく政治ではなく、民間の人材を政治の力に変えていこうと言う試みだ。
塾生は書面や面接の選考を経て集め、合格した塾生は財政、外交などを考え一回ごとの塾日には2時間のうち前半1時間は講師を招き、残り1時間はグループディスカッションなどを行う予定。
詳細についてはまだ発表されていないので、いったいどんなメンバーが入塾するのか。
そして誰が衆議院選挙の公認候補として出馬するのか厳しい国民の目が必要である。
というのも、小池百合子が旗揚げした都民ファーストの会の公認候補として都議会議員選挙に立候補した中には明らかに票集めのために選ばれたタレント候補がいたからだ。
知名度のない一部の候補になると自身の街頭演説で
『本日は小池百合子都知事が応援演説に駆けつけます』
などと政策についての演説より小池都知事の名前で一生懸命人集めをする酷い候補もいるありさま。
日本ファーストの会はそんなことはないと信じたいが、小池百合子知事が応援演説に駆けつければそうならざるを得ないだろう。
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輝照塾の講師は誰?
2017年8月7日(月)時点でわかっているのは第一回目の講師は小池百合子都知事だということ。
この話を聞いた瞬間
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『日本ファーストの会はダメだ』
『第一野党として日本の未来を担う政党ではない』
と感じた人は何人いるだろう。
というのも党旗揚げの記者会見で代表の若狭勝が話していた理念とは程遠い人が第一回目の講師だからだ。
もしプロによる職業的に行われていく政治ではなく、民間の人材を政治の力に変えていこうというのであれば、第1回目の講師は民間人を起用すべきではないのか。
始めからあまりにも政治理念に矛盾した動きをしている。
素人の民間人に講師できる経済評論家や政治アナリストはいくらでも存在する。
たった1時間ほどの講義時間であれば対してお金もかからないし、大物経済評論家を呼べば日本ファーストの会は本気なんだなと思わせるアピールにもなるのに。。。
小池百合子を第一回目の講師に招けば確かに沢山の民間人が入塾するだろう。
そういった面では成功だが、選挙に勝つために自民党を悪に仕立て上げ、反旗を翻したかのように振る舞いながら自民党議員のまま都知事選に出馬した小池百合子はズブズブのプロ政治家。
皆さんは小池百合子が東京都知事選に出馬する際に発表した公約を覚えているだろうか。
1.(都議会の)冒頭解散
2.利権追及チーム
3.舛添問題の第三者委員会設置
結局何一まともに実行できておらず、うやむやに終わってしまっている。
そもそも都知事には法律上冒頭解散権はなく、小池百合子が勉強不足で選挙に勝つためのパフォーマンスだったということを露呈した件でもあった。
小池百合子がバックに居る限り、一時的な風を吹かすことはできてもそのうちバケの皮が剥がれ、民進党のようにまとまりのないバラバラな党になるかもしれない。
第2回目、3回目の講師が誰になるのかである程度日本ファーストの会の未来は決まるだろう。
この予想は当たってほしくないが、たぶん当たるんだろうなーー(´;ω;`)
日本の未来が心配で心配で不安です。